こんにちは!
コグレハルコと申します。
正社員に疲れ、ファルマスタッフ(メディカルリソース)の派遣薬剤師となり2年半。
先日ついに仕事がなくなり、無職・・・。

ファルマスタッフで実際に働いてみて良かった点だけではなく、ここは改善して欲しいなと思うところもがあったので、今回の記事ではその悪い面もお伝えしたいと思いました。
派遣紹介だけではなく、薬剤師の転職相談も行っている会社なので登録の際は参考にしていただけると嬉しいです。

あらすじ
1. メディカルリソース(ファルマスタッフ)ってどんな会社?
まず、メディカルリソースについて簡単にお話ししたいと思います。
株式会社 メディカルリソース
メディカルリソースは日本調剤のグループ会社。
本社は東京都千代田区丸の内にあり、全国に拠点が12カ所。
薬剤師求人検索サイトのファルマスタッフを運営しています。

ファルマスタッフが選ばれる理由
多くの転職会社があるなか、ファルマスタッフには3つの特徴があります。(ホームページ参照)
- 転職希望者一人ひとりと向き合う個別相談
- 全国12拠点を持ち、地域密着でしっかり職場サーチ
- 日本調剤の教育サービスを提供

2. ファルマスタッフ(メディカルリソース)の評判・クチコミ
実際にファルマスタッフの派遣薬剤師として働いていた感想と、派遣仲間からの評判についてまとめてみました。
ファルマスタッフの良いところ・メリット
まず、ファルマスタッフの良いところはコチラ!
- 時給が高い
- 担当コンサルタントと対面で話せる
- 多くの派遣薬剤師が利用している
- 派遣先の店舗に来訪してくれる

1.時給が高い
個人的にはファルマスタッフを利用する最大のメリットは、時給が高いことだと思います。
同じ派遣先でも、紹介する派遣会社によって時給に差があることはご存知でしょうか。
1時間100円でも、月にフルで働くとい16,000円(8時間×20時間)の差が。
そのため、少しでも時給が高い派遣会社を選んだ方がお得と言えます。

2.担当コンサルタントと対面で話せる
転職・派遣会社に登録をすると、求職者一人ひとりに担当者がつきます。
通常は、その担当コンサルタントが私たちの希望条件を聞き、内容に合った求人を探してくれます。

その際に対面での相談を重要視しているか、電話での対応をメインにしているかは会社ごとに異なります。
電話では話したいことが上手く伝わらないこともあるので、対面で相談に乗ってもらえることは、ファルマスタッフを利用するメリットの一つだと感じています。
またファルマスタッフの他にも、対面で相談できると謳っている紹介会社もありますが、全国に支店が少ない場合もあり実際に会うことが難しいことがあります。

3.多くの派遣薬剤師が利用している
ファルマスタッフは多くの派遣薬剤師が利用しています。
個人的に意外とメリットに感じているのがこれです!
派遣先で同じ会社の人がいると仲間意識が芽生え、お互いに話しかけやすくなります。

4.派遣先の店舗に来訪してくれる
ファルマスタッフでは求職者とだけではなく、雇う企業側とも実際に会うことを大切にしています。
季節の変わり目や担当者が代わるときには、派遣先の店舗に挨拶に来てくれるので、企業側からの信頼があります。

ファルマスタッフの悪いところ・デメリット
次に、ファルマスタッフの悪いところはコチラ!
- 担当コンサルタントのレスポンスが遅い
- ホームページでの釣り求人が多い

1.担当コンサルタントのレスポンスが遅い
実際にファルマスタッフで働いていて、何度か担当者の対応が遅いように感じました。
働く地域によって担当コンサルタントがかわるので、全員が全員という訳ではないと思いますが。

個人的に、考えられる原因はこんな感じかなと思っています。
- コンサルタント1人で30-40人の派遣を抱えている
- 対面での個別相談をしている

2.ホームページでの釣り求人が多い
そして、ホームページ(HP)に既に募集が終わっている求人が多いのも気になりました。

次の派遣先を探す際に、ファルマスタッフのHPから気になる求人を抽出。
そして、コンサルタントに
「この求人を紹介してもらいたいです。」とIDを載せて10件ほどメール送信。
翌日、コンサルタントから
「確認するので、少しお時間いただきます。」と。
そして4日後、
「連絡もらった求人は全て現在募集がない・他の派遣で埋まっていました。」との返信。

この流れをメディカルリソースに在籍している2年半で2,3回経験しているので、結構釣り求人が多いなと思っています。
一度、ファルマスタッフの担当との面談の際に
「ホームページの求人って、実際はもうないやつも結構ありますよね?」と穏和?な態度で聞いてみました。
すると、
「確かに、募集が終わったことを確認していない求人はそのままになってますね。だけど、うちはまだいい方で他社さんの方がもっと管理できていないと思いますよ。」と。

求人を見てると、
こんなところで働きたいなとか、
ここなら働けそうだなとか、
自分の中で願望・欲のような感情が出ちゃうんですけど、
あんまり期待すると自分が傷つくなと、派遣になって気付きましたね。

3. ファルマスタッフ(メディカルリソース)で実際に派遣薬剤師として働いた感想
派遣薬剤師生活のリアル
一番最初に働いた派遣先の調剤薬局では、“私の仕事が遅い” と女性の管理薬剤師から陰口?むしろ正面で悪口?を言われてすごく悲しい思いをしました。

そんな派遣先でうまくなじめない状況で、支えてくれたのはファルマスタッフの担当の方でした。
私の状況を薬局からチクられているのか聞いているのか「派遣先はどうですか?」と就業後にこまめに電話をくれました。

その最初の薬局で洗礼を受けてからは、本当にどこも楽しくて。
飲みに行ったり、お家に遊びに行かせてもらったり、派遣期間が終わった日に寄せ書きや餞別をいただいたり。
すごく良い時間を過ごさせてもらったなと、本当に感謝しています。

しかし今はコロナの影響もあり、仕事が劇的に減ってしまいました。
以前からファルマスタッフを利用していて、丁寧な反面、仕事が遅いと思うことがあったので、これを機に一度他の派遣会社に移ろうと思っています。

ファルマスタッフのベストな利用方法は?
派遣という働き方に慣れていないようであれば、最初はフォローの厚いファルマスタッフが良いと思います。
しかし少し慣れてくると、こちら側も「もう次の派遣先を探す時期なのにまだ連絡が来ない・・・」と不安に思ってしまうことも。
もしも、早めのレスポンスが欲しいという方は薬キャリがオススメです。
電話のみの対応のため、すごく連絡が早いです。

個人的には、今後正社員やパートなど職場を固定して働くときは、またファルマスタッフを利用したいですね。
やはりファルマスタッフのコンサルタントは、自分の足で薬局に出向き、そこで働いている方や薬局内の様子を見ているからこそ、電話では伝わらない雰囲気が分かるのだと思います。
そして薬局の評価を、実際にそこで働いている派遣社員から聞けることも、他の紹介会社にはないファルマスタッフの強みだと実感しています。

ただし転職活動で一番損をしない方法は、やはり何社かに登録をして、探してもらった求人を比較することではないでしょうか。
転職相談も、求人を探してもらうのも、全て無料なので、利用しない方がもったいないと思います。
気に入る求人がなければ、もう一度探してもらうこともできますし、フィーリングの合う担当者に絞って相談をするのも良いと思います。
転職しない選択もありますしね。

参考にしていただけると嬉しいです。
お読みいただき、ありがとうございました。