こんにちは、こぐれはるこです。
私が先日までお世話になった群馬県の薬局で、派遣の方と一緒に働く機会があったので紹介させていただきます。

ありがとうございます!
【K氏】
年齢・性別・家族構成・利用している派遣会社
年齢:32歳
性別:男性
家族構成:独身、三兄弟の長男
派遣会社:メディカルリソース(ファルマスタッフ)

職歴
関東の大学卒業後、長野県で病院薬剤師に。
病院薬剤師として1年間働いた後、大手ドラッグストアに転職。
ドラッグストアで管理薬剤師を経験し、29歳で派遣薬剤師となる。
派遣薬剤師になり、3年目。
派遣になった経緯
新卒で入職した病院薬剤師は、人間関係がうまくいかず辞めてしまったとのこと。
その後転職したドラッグストアでは、1人薬剤師として患者さんと寄り添うこともでき、やり甲斐を感じていたと言っていました。
しかし頑張って働いてしまうと次第に仕事も増えてしまい、最終的にはいっぱいいっぱいになってしまった・・・と。
22時半に家に帰り、休日は寝て過ごす生活には疲れてしまったようです。

しかし、ドラッグストアは年収も良かったとも。
月に20万円ほど残業代がつく月もあったようです。

K氏がドラッグストアを辞めてしまった最大の理由は“自分の時間が欲しかった”から。
ドラッグストアの正社員から転職して、派遣薬剤師という働き方を選んだのには理由があったようです。
それは・・・「自分の知識がどこまで通用するか試したかった。」と。

正社員で働いていると、自分が勤務している店舗で受け付けている処方箋の薬にはある程度知識がつきますが、他の科の処方内容にはあまり知識を深める機会がないかと思います。
ただ、「総合病院の門前薬局で管理薬剤師をしている方は知識にも長けている方が多いのではないか、そのような方と一緒に働いて知識を披露したい」とK氏は考えたようです。
そして、実際に今の薬局で知識を張り合える管理薬剤師に出会えたと喜んでいました。

正社員と派遣について
正社員で働いていたドラッグストアでは一人薬剤師だったため、患者さんから頼りにされることも多く、たくさんのやり甲斐を感じられたとのこと。
しかし、自分の時間がないのは体力的にも厳しかったと言っていました。
正社員で働くと自分で店舗を選ぶことはできないため、いつ激務な店舗に当たってしまうか分かりません。
その点、派遣薬剤師は自分で希望した店舗にいけるので、良い意味でも悪い意味でも自己責任です。

一つ譲れないポイントを見つけるのが良いと思います!
K氏は、派遣薬剤師として働いてからの2年と少しの間で栃木県と群馬県の2店舗ほど経験しました。
どちらの店舗でも打ち解けることができ、飲み会だけではなく社員の方と個人的に旅行をする機会もあったそうです。
派遣で長く勤めていると、派遣期間が終わっても交流できる関係もあります。

今後
実は・・・、K氏は一旦派遣薬剤師を辞め、正社員になるようです。
大手調剤薬局が派遣薬剤師を雇わなくなる方向で動いているので、今後派遣薬剤師の需要が少なくなると踏んでのことでした。
以前勤めていたドラッグストアに戻るか最後まで迷っていたようですが、派遣で実際に働いて雰囲気の良かった今の薬局に転職することを決めたようです。
とりあえず、3年は今の薬局に勤め、その後のことはまた考えると言っていました。

まとめ
K氏はお酒があまり強くないのですが、酔うと「金だけはある・・・!笑」と言っていた理由が理解できました。
ドラッグストアと派遣薬剤師で3年間くらい年収800-950万をキープできていれば、それは金もありますね・・・!
ただ、K氏はSUVのデカイ車に乗り、30万円くらいする自転車を持ち、ナイキのスニーカーを自分でデザインして1万7000円の靴・・・。
めちゃめちゃお金の使い方がカッコイイです!見てるだけで清々しい!
稼いで使う・・・!本当に素敵です!!

豪快な方を見ると楽しいですよね!
私が今回K氏から学んだことは、2つあります。
1つは、転職先を考えるときに未来のことに囚われ過ぎてはいけないということです。
取り分け薬局業界は、未だ発展途上で、確立された仕事内容というのはあってないようなものだと感じています。
今後の国の政策次第では、調剤薬局の薬剤師というものが自分にとって働きやすい環境にならない可能性も大いにあると思います。
(在宅業務の拡大や、24時間営業、かかりつけ薬剤師、大手チェーン薬局のM&Aなど)
その為、“一生同じところに勤める!”と意気込んで転職してしまうと、自分の理想の働き方と世間の求める薬剤師像(勤めている薬局からの扱い)に相違が出て嫌になってしまった時でも辞められずに、自分自身がしんどくなってしまう気がします。
そうならないためにも、K氏のように「とりあえず3年間は頑張って働く気になれる薬局に転職してみる」というのがプレッシャーもかからず良いと感じました。
そしてもう1つK氏から学んだことは、派遣薬剤師として働き、気に入った薬局で正社員になるという選択です。
これは、派遣薬剤師として実際に働くと分かると思いますが、地方でも都内でも派遣に「正社員にならないか」と高確率で声をかけてきます。

店舗を拡大しようとすると人材も必要になるのでまだまだ需要はあるみたいです。
それなので、正社員に疲れたら派遣薬剤師として働いて周りを見るというのも社会勉強になると思います!
そこで一息ついて、好きになれる薬局であれば転職すれば良いし、気に入らなければ本格的に転職活動をするなり、他の薬局で派遣を続けるなりすれば良いのです。
まずは、ファルマスタッフで自分の現状と今後について相談するのがオススメです!
ちなみに、ファルマスタッフであれば派遣先も正社員やパートの転職先もどちらも紹介可能です。
K氏と私が利用している派遣会社はコチラです!